失敗から学ぶ「家でのパン作り」

元パン職人が家でのパン作りのコツを解説します。

第4章 パンを家で作る意味

さて、家庭でのパン作りの鍵として、9つの項目を説明してきましたが、いかがでしたでしょうか。

パン作りを楽しむヒントとして参考にして頂けたら幸いです。

 

次の項目は、

「なぜ家でパン作りをするのだろう?」

という点を探ってみたいと思います。

現在パン作りをされている方も、これからパン作りをされる方も、少し考えてみると、以外におもしろい発見があるかもしれません。

それでは、まいりましょう。

 

<あなたは、なぜ家でパンを作るのですか?>

ちょっと出かけるとパン屋さんがあるのに

作るのに結構時間かかるのに

思ってたよりも難しかったり

思ってたよりも捏ねるのが大変だったり

 

うまくいかなかったり

失敗しちゃったりして

 

自分には向いてないのかな・・・

 

なんて、思った方もいるのではないでしょうか?

 

嫌な事があると、最初好きかな?って思った事でも、くじけてしまいそうになりますよね。

でも、パンの事好きですよね?

 

好きな事を行動に移す事はとても素晴らしい事だと思います。

しかし、進んで行くと、そこには失敗や障害があったりします。

それを困難とみるか課題とみるかで、結果もそして過程さえも変わってくるのではないでしょうか。

確かに家でパンを作って時間がかかってしまったり、失敗してしまったり、嫌な事もあるかもしれません。

しかし、パンを家で作るからこそ得られる特別なものもあります。

その事を少し考えてみましょう。

 

<家でのパン作りのメリット>

家でパンを作る事によって得られるメリットとしては

①焼き立てパンの魅力

②コミュニケーションツール

③趣味としての楽しみ

④コミュニティへの参加

が考えられます。

それでは、それぞれについて解説していきましょう。