失敗から学ぶ「家でのパン作り」

元パン職人が家でのパン作りのコツを解説します。

第1章 失敗の原因は何?(1.環境)

失敗の原因

家でのパン作りで失敗の原因は次の3つの要因にあると考えられます。

 

1.環境

 

2.人

 

3.レシピ本

 

順番に説明してみましょう。

  1. 環境

ポイントはパン作りに適している環境であるかどうかという点です。

それでは問題です。

パン作りに適している環境とはどんな所でしょう?

それは・・・



パン屋さんです!

って、クイズにならないですか。

では、問題です。

パン屋の製造室と家を比べて何が違うのでしょうか?

 

環境という点で比べると、

機械(生地作り、発酵、焼き)

設備(作業台、広さ)

材料・道具

において大きな相違点があります。

それは、

パンが作りやすい環境が整っているという事です。

 

ここでの解決方法は2点あります。

  • 家の環境をパン屋に似せる
  • パンの事を学んで工夫して補う

です。

1つ目の家の環境をパン屋に似せるとは、家庭用の製パン機器を揃える事です。

ホームベーカリーや、家庭用の生地作りの機械、発酵機、高性能なオーブンが販売されており、これらを使用する事で、パン作りがグッと楽に、そして失敗も少なくなると思います。

ただし、専門的な機器であるので少々値が張るのが悩み所です。

2つ目のパンの事を学んで工夫するとは、パンも嫌いな事、好きな事があるので、それを理解してあげて、今の状況で出来る事を考え、パンが喜ぶ事をしてあげるという事です。

パンの知識に関しては第2・3章で解説していますのでそちらを参考にしてください。